誰も書かないGAの話

まあ、今回の旅はなんとも印象深いものでしたが、ここまで航空会社に振りまわされることになるとは思いもよりませんでした。前回の世界一周ではBAが離陸直前に急停止し、フライトが翌日になった痛い経験がありましたが、今回もトータルでは似たようなものだったかと。往路でJALの機材変更で、せっかくのファースト計画が木っ端みじんに崩れ去ったことはすでにお伝えしたとおりでしたが、実はガルーダ・インドネシア航空でも同じような目に遭っておりました。そもそも、JAL便ではジャカルタまでしか行くことができませんので、ジャカルターバリ間の手配が別途必要になります。LionなどLCCの選択もありましたが、信頼性(!)や利便性(?)からGAを選びました。ううっ!くそ、他にないもんねー
早くからジャカルタ往復は国内線のビジネスクラスを押さえていたのですが、まず往路の便が消滅しまして・・・ジャカルタスカルノハッタ空港ではMCT(最低限必要な乗り継ぎ時間)が2時間ということで、当初安全をみて3時間程度の乗り継ぎ便を予約していました。これが、予約後まもなく「消滅」し、5時間以上後の便に強制変更されたのです。「ま、到着が遅くなるのは仕方ないか」WEBでの本国取引にもかかわらず、GA大阪も丁寧な対応をしてくれましたので、ちょっと気を許してしまいました。・・・で、往路はさらに1時間以上ディレイがあったわけです。(バリ島着は前述の通り)
ここまでならまだましだったのですが、出発のちょっと前のこと、突然本国のGAからメールが。「なになに、これE-tichetか、何でまた同じものを・・・うん、何これ!」なんと、往路までも、復路に変更があったのです。「これ、ビジネスクラスじゃないよな。エコノミークラスのチケットが、何で」要するに、復路便は時間は変わらないのですが、機材が変更に(どっかで聞いた話です)なりまして、そもそもビジネスクラスの設定がなくなったというお知らせなのでした。「はあー?」まま、ここでもGA大阪がなんとかリカバリーをと「復路でもラウンジ使用や、荷物の重量などできるだけビジネスと同じ待遇をさせますので・・」云々。これまた何とも仕方ありません。

さて、帰国のくだりとなりました。楽しいことは長続きするものではないのです。
空港にてチェックインです。カウンターで事情を説明すると、なにやら向こうもわかっている様子で、そのまま別室へと連れて行かれました。
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よしよし。JALと同じように、ここでも規定の料金が返金になるようで、しばし待つことに・・・
・・・GA大阪からは「余裕があれば1時間前ぐらいに空港に」といわれていたので、さらに早く到着しておりました・・・が。「遅いなー」20分、30分と時間ばかりが過ぎてゆきます。1時間が経とうかとしても、事務所内の従業員も無駄な人員ばかりでなにも動きません。「遊んどんのんかー」とか思っているとやっと手続き完了です。返却額は・・・はあ!なんじゃこの金額は、しかもインドネシア通貨。「ビジネスラウンジチケットをどうぞ」とか言いよりましたので「あほか、もうすぐボーディングの時間や、何考えとんねん」と、思わず英語でまくし立ててしまいました。急げー!
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ま、それでもラウンジに一瞬だけ素通りしまして、程なくフライトです。なんと言っても復路の心配事は、GAの遅延でした。なんせスカルノハッタ空港でのJAL便への乗り継ぎ時間は、最低限の2時間しかありませんでしたから、GAがいつもの調子で遅れたらアウト!です。
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往復とも結局全く食することの無かったGA機内食です。わずか2時間のフライトですが、エコノミークラスでもこんなものが出るんですね。ビーフとチキンだそう。
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隣席のインドネシア家族は、しつけの無いガキ(いやお子様)を中心にとにかくうるさかった。おまけに、彼らもビジネスクラスからの降格組のようで、文句が長い長い・・・ずーっとCAに文句言うてました。これまた五月蠅い。はよ到着してー!
復路便は20分ほど遅れて出発したのですが、到着は定刻で・・やればできるんやなと。
さあ、トランジット急ぎましょう。GAのビジネス客用到着ラウンジで、荷物の受け取り場所を確認して待ちます。
と・こ・ろ・が、何分待っても荷物が出てこない。うっそー!JAL便まであと45分くらいしか無いぞー!

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以上、前編の終わりです。